ひなあられは関東と関西で異なる!2種類の違いや歴史をとことん解説

ひなあられは関東と関西で異なる!2種類の違いや歴史をとことん解説

ひな祭りに欠かせないひなあられが、実は関東と関西で見た目や味が異なることをご存じでしょうか?

関東だけ、または関西だけでしかひなあられを買ったことがない方は、もしかするとその違いに驚いてしまうかもしれません。

今回は、関東と関西のひなあられの違いや、「関西のひなあられを食べてみたい」という方にぴったりの商品をご紹介します。

また、関東と関西の違い以外にも、思わず話したくなるひなあられの豆知識をお話するので、最後までチェックしてみてください。

【目次】

  • ひなあられは関東と関西で異なる!その違いは?
  • ひなあられは、関東と関西のどちらが先に生まれた?
  • 関東・関西とも違う!地域によって変わるひなあられ
  • 関東と関西の違い以外に。知っておきたいひなあられの豆知識
  • 関西のひなあられを食べてみたい方へ!ぴったりの商品
  • 関東・関西のひなあられが残ったら、アレンジをしてみよう

ひなあられは関東と関西で異なる!その違いは?

「関西のひなあられってどんな感じ?」「関東と関西のひなあられは、それぞれ何が違うの?」

こちらでは、ご紹介したような疑問にお応えするべく、関東と関西のひなあられの特徴についてお伝えします。

関東と関西におけるひなあられの違いについても解説するので、参考にしてみてください。

関東のひなあられ

関東のひなあられは、うるち米を爆ぜさせて作られた細長い形の米菓です。

砂糖で味付けされているため、口に入れるとふわっとした甘さやシャリシャリした口当たりを楽しめます。

色合いも淡いピンクなど、柔らかいカラーで統一されており、女の子の成長を願うひな祭りにもってこいですね。

商品によっては、炒った大豆やもち米から作られた大きめのあられなど、様々なお菓子がミックスされていることもあります。

関西のひなあられ

関西のひなあられは、もち米を原料に作られた直径1cmほどの米菓です。

醤油や青のり、えびなどが混ざったしょっぱい味付けなので、関東のひなあられで育った方は驚いてしまうことも。

最近では、しょっぱいあられに砂糖やチョコをかけた商品も販売されており、多様なひなあられが見られます。

関東のひなあられよりも大きめサイズが多いので、「食べ応えのあるひなあられが食べたい」という方にもぴったりですね。

関東と関西。ひなあられの違い

関東と関西のひなあられの違いを以下の表にまとめてみました。

原料

見た目

関東のひなあられ

うるち米

甘い

細長く小さい

関西のひなあられ

もち米

しょっぱい

丸く、関東のものより大きい

 このように改めて確認すると、ひなあられは関東と関西で「原料・味・見た目」の違いがあることがわかりますね。

育った場所によって「これがひなあられだ!」という商品は変わってくるので、家族でひな祭りをお祝いするときはパートナーへ事前に聞いてみると良いかもしれません。

ひなあられは、関東と関西のどちらが先に生まれた?

関東と関西で様々な違いがあるひなあられですが、果たしてどちらが先に生まれたのでしょうか?

それぞれの歴史と共に、ひなあられの起源に迫っていきましょう。

関東のひなあられにまつわる歴史

諸説ありますが、関東のひなあられが誕生するきっかけは、江戸時代の出来事とされています。

当時、もち米を炒ったお菓子「はぜ」を、豊作を願ってお供えすることが通例とされていました。

なんでも、はぜの形が稲の花に似ているため、各自の家で作物がよく獲れるように祈願していたそうです。

このはぜがもとになって、関東のひなあられが作られたといわれています。

関西のひなあられにまつわる歴史

関西のひなあられ誕生秘話についても諸説ありますが、一説によると、平安時代に宮中や貴族の女性たちに人気だった人形遊びといわれています。

「ひいな遊び」と呼ばれる人形遊びで、ひし餅を砕いて炒った米菓を食べたとされており、これがひなあられのルーツになったとか。

他にも、お釈迦様が亡くなった日の供養におかきをお供えしていたことが、関西のひなあられ誕生につながるという説も。

あられはおかきより小さいサイズのものを指すので、年月を重ねるごとに形も変化したのかもしれません。

ひなあられの元祖は関西?

先ほどのお話をまとめると、関東のひなあられは江戸時代をきっかけに広まり、関西のひなあられは平安時代の出来事をもとに誕生したということになります。

このため、ひなあられの元祖は関西と考えられるかもしれませんが、それぞれの誕生秘話は諸説あるので言い切るのは難しいでしょう。

ひなあられの明確な歴史が公表されるのを、楽しみに待ってみてくださいね。

関東・関西とも違う!地域によって変わるひなあられ

関東や関西以外にも、地域によって食べられるひなあられが異なることがあります。

例えば、名古屋で一般的なひなあられは、円柱形でほんのりとした甘さが特徴の米菓です。

また、岐阜県ではマヨネーズ味のひなあられも人気なんだとか。

独特の酸味に甘みが加わったマヨネーズ味のひなあられは、癖になる味わいといわれています。

関東と関西の違い以外に。知っておきたいひなあられの豆知識

ひなあられが関東と関西で異なる以外にも、知るとさらにひな祭りが楽しくなる豆知識をご紹介します。

ひなあられの豆知識を踏まえて、今年のひな祭りは盛大に楽しみましょう。

ひな祭りでひなあられを食べる理由

ひな祭りでひなあられを食べる理由は、娘の健康を祈願するためです。

1年を通して健康に過ごせるようにと、3月3日に願いを込めて口に運びます。

ひなあられの色の意味

現在、様々なひなあられが販売されていますが、代表的な色には以下のような意味が込められています。

ひなあられの色

意味

桃・緑・黄・白(4色)

1年を通して娘の幸せを祈る

白・緑・赤(3色)

娘が自然の力を受け取れるように祈る

 「桃・緑・黄・白」の4色は四季を表しており、「娘が1年間健やかな日々を送れるように」といった意味があります。

一方、「白・緑・赤」の3色は、それぞれ「雪の大地・木々の芽吹き・血と命」を表しているとか。

「娘が自然の力を受け取れるように」という意味が込められており、娘が幸せに過ごせることを祈っているのです。

関西のひなあられを食べてみたい方へ!ぴったりの商品

関西のひなあられが気になった方は、老舗あられ専門店が作り上げた「細石(さざれいし)」がおすすめ。

醤油やしそ、えびや青のりなど、素材の味を活かしたカラフルな色合いは、食べるのがもったいなくなってしまいます。

しょっぱい味わいと甘い味わいのどちらもミックスされているので、お子様から大人までみんなで楽しめるあられです。

今年は、老舗あられ専門店の自信作「細石(さざれいし)」をご用意して、ひな祭りをお祝いしてみるのはいかがでしょうか。

醤油など

賞味期限

賞味期限45日以上の商品をお送りいたします。

価格(税込)

70g:627円

関東・関西のひなあられが残ったら、アレンジをしてみよう

ひなあられを用意した後に悩みがちなのが、「こんなにたくさん食べられない…」ということ。

もし余ってしまったら、アレンジしてみるのも一押しです。

こちらの記事では、様々なひなあられのアレンジレシピをご紹介しているので、参考にしてみてください。

【関連記事】

【ひなあられのアレンジレシピ10選】スイーツ系・料理系・ドリンク系を紹介

まとめ

今回は、関東と関西のひなあられの違いや、「関西のひなあられを食べてみたい」という方にぴったりの商品をご紹介しました。

最後に、関東と関西のひなあられの違いをおさらいしてみましょう。

原料

見た目

関東のひなあられ

うるち米

甘い

細長く小さい

関西のひなあられ

もち米

しょっぱい

丸く、関東のものより大きい

 関西のひなあられはしょっぱい味わいなので、甘いものが苦手な方やお酒のつまみが欲しい方にぴったり!

「ちょっと関西のひなあられが気になるな」と思ったら、老舗あられ専門店のあられもチェックしてみてください。

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