コロコロとした形がかわいい、日本の代表的なお菓子「あられ」。
「自宅で出来立てのあられを食べたい!でも、作るのって難しいのかな?」と思っている方も多いでしょう。
スーパーなどでよく見かけるあられですが、実は家にある材料で作ることができます!
今回は、あられの作り方と雛あられの作り方をご紹介していきましょう。
【目次】
- 基本的なあられの作り方【材料・道具・手順】
- あられの作り方7選
- 雛あられの作り方3選
- 「あられの作り方って複雑…」と感じた方に!絶品あられ3選
基本的なあられの作り方【材料・道具・手順】
まずは、自宅でできる基本的なあられの作り方を解説します。
用意しておく材料や道具、4つの手順についてお話するので、あられ作りが初めての方はチェックしてみてください。
用意しておく材料・道具
あられを作るときは、以下の材料と道具を用意します。
【材料】
- お餅:1個
- 塩:少々
- サラダ油:適量
【道具】
- 鍋、またはフライパン
- ボウル
- バット
- キッチンペーパー
実際に専門店が販売しているあられは、もち米から作られていますが、今回は自宅で手作りするためお餅を使ってチャレンジしてみましょう。
4つの手順
ベーシックなあられの作り方は、以下の通りです。
- お餅を小さく切る
- 1を乾燥させる
- 180度の油で揚げる
- 塩を振りかける
お餅をサイコロ状に切ったら、バットなどにいれて3~5日ほど乾燥させます。
断面にヒビが入るほど乾いた後、サラダ油を鍋やフライパンにいれ、180度に温めてからお餅を入れましょう。
色がついてサクサクに揚がったら、熱々のときに塩を振りかけて完成です!
ちなみに、あられとよく似ているおかきは、原料は同じですがサイズが大きくなっています。
「もう少し食べ応えのあるお菓子が食べたいな」という方は、以下の記事をチェックしながらおかきを作ってみてくださいね。
【関連記事】
【おかきの作り方14選】揚げない方法やお米を使った作り方とは?
あられの作り方7選
ベーシックな手順を押さえたということで、こちらでは様々な味わいのあられを作っていきましょう。
- 醤油あられ
- コンソメあられ
- バターあられ
- 梅昆布茶あられ
- ガーリックペッパーあられ
- チーズあられ
- 揚げないあられ
上記7種類のあられの作り方をご紹介するので、参考にしてみてください。
醤油あられ
お餅を5mmほどのサイコロ状に切り、ざるなどに入れて1週間ほど陰干しします。
底に深みのあるお鍋に油を入れて中火にし、菜箸で転がしながらお餅を揚げていきましょう。
きつね色になるまで加熱したらボウルに移し、醤油をまんべんなくかけます。
お餅は加熱しているときにはねるので、火傷をしないように注意しながらじっくりと加熱してください。
コンソメあられ
まずはお餅をカットし、お皿の上に重ならないように置いて1日乾燥させます。
次に、サラダ油を鍋に入れたら、低温でじっくりと色がつくまでお餅を揚げましょう。
粗熱がとれたらビニール袋の中にお餅とコンソメ(粒子)を入れ、振りながら混ぜたら完成です。
みんなで取り合いになるほど病みつきになる味付けなので、あられ作りが気になっている方は試してみてください。
バターあられ
お餅を3mm程に小さくカットし、オーブン用シートへくっつかないように置いていきます。
電子レンジで5分程、カリっとするまで加熱していきましょう。
加熱している間、フライパンに水と砂糖を加えて火にかけ、茶色くなったところでバターを入れます。
カリっとしたお餅にバターのたれを注ぎ、冷ましたら完成です。
サクッとした食感にするため、お餅は3mm程カットとサイズが小さいので、怪我に気を付けながら行なってみましょう。
梅昆布茶あられ
お餅を5mm〜1cmほどの大きさに切り、1〜3日ほど干して、表面がひび割れてくるまで乾燥させます。
鍋に油を熱してお餅を入れ、低温でゆっくりと揚げていきましょう。
キッチンペーパーなどに揚げたお餅をいれて油を切り、ボウルやポリ袋へ梅昆布茶と一緒に入れます。
後は、全体をしっかりと混ぜ合わせたら完成です。
まさしくお茶のお供といえるあられで、どんどん食べ進める手が止まらなくなってしまいますよ。
ガーリックペッパーあられ
お餅を1cmほどの角切りにし、3日ほどカラカラになるまで乾燥させましょう。
フライパンに薄く油をひいて、お餅がパンと割れるまで加熱してください。
最後に、塩・粗びきこしょう・ガーリックパウダーをまぶして完成です。
揚げるときは、重ならないように離しておくことで、サクサクのあられを作ることができます。
チーズあられ
お餅を角切りにして乾燥させたら、フライパンに油・つぶしたにんにく・ローズマリ―を入れて香りをつけます。
フライパンにお餅を少しずつ入れて、転がしながら揚げていきましょう。
カラッと揚がったら醤油を全体にまわしかけ、パルミジャーノチーズと黒コショウを振りかけて完成です。
揚げたてのうちにパルミジャーノチーズをかけることで、余熱でチーズが溶けてとろっとした味わいを楽しめます。
今晩のお酒のお供にぴったりなあられを作りたい方は、チャレンジしてみてください。
揚げないあられ
お餅を5mm程にカットし、クッキングシートを敷いた天板に並べて1日乾燥させます。
カラカラになったお餅を、160度に余熱したオーブンで20~30分加熱させていきましょう。
後は、お餅を混ぜ合わせて完成です。
「あられは食べたいけど、できるだけヘルシーな作り方がいいな」と考えている方は、こちらの作り方を試してみると良いかもしれません。
雛あられの作り方3選
ひな祭りに食べることの多い雛あられ。
「今年は、手作りしてみようかな」と思っている方向けに、3つの雛あられの作り方をご紹介します。
- 関東風雛あられ
- 関西風雛あられ
- 揚げない雛あられ(緑バージョン)
それぞれの作り方を参考に、今年のひな祭りを盛り上げていきましょう。
関東風雛あられ
関東風雛あられは、お米をはぜさせて砂糖でコーティングした甘いお菓子です。
自宅で作るときは、170度に熱した油にもち米を洗わずに入れ、ポップコーンのようにはじけさせましょう。
はじけたお米に粉糖をまぶせば、関東風雛あられの完成です。
色とりどりの雛あられにするには、色粉をまぶすのがおすすめ。
市販のものより香ばしく甘すぎないので、大人も頬が緩む雛あられですよ。
関西風雛あられ
関西風雛あられは、小さなおかきを醤油などのしょっぱい味付けにしたお菓子です。
作り方としては、まずお餅をカットしてカラッと揚げ、糖粉に水で溶いた食紅をからめます。
後は、醤油や青のりなど、好みの味付けをまぶして完成です。
ポリ袋を使えば、簡単にまんべんなくまぶすことができるので、試してみてください。
揚げない雛あられ(緑バージョン)
切り餅を5mmにカットし、160度に余熱したオーブンで15分加熱します。
粉糖・抹茶・塩を混ぜ、お餅にまぶして混ぜ合わせたら完成です。
揚げずに作れるので、子どもと一緒に雛あられを完成させたい方は要チェック。
乾燥させる必要もないため、「とにかく早く食べたい!」という方にもおすすめですね。
「あられの作り方って複雑…」と感じた方に!絶品あられ3選
「あられの作り方って複雑…。乾燥させるのも面倒だな」と思った方は、専門店のあられを買ってみるのが一押し。
スーパーでは手に入らないようなものをゲットしてみると、新しい美味しさに出会えるかもしれません。
こちらでは、創業100年以上の老舗おかき・あられ専門店で人気の3商品をご紹介します。
細石(さざれいし)
「細石(さざれいし)」は、色とりどりのあられをたくさん詰め合わせた商品です。
えびやごま、青のりなど、様々な味わいを楽しめるので、どれから食べようかついつい迷ってしまいそう。
ひな祭りにももってこいの可愛らしさで、子どもから大人までワクワクしてしまうこと間違いなしです。
味 |
醤油など |
賞味期限 |
賞味期限45日以上の商品をお送りいたします。 |
価格(税込) |
70g:627円 |
三軒茶屋あられりぼん
「三軒茶屋あられりぼん」は、あられ・おかき・せんべいをミックスしてラッピングした商品です。
「いろんなお菓子を食べ比べしたい!」という方から、「ちょっとした手土産を探している」という方まで、どんなシーンにもぴったりマッチします。
毎日のおやつタイムが楽しみになる商品を探しているなら、こちらをチェックしてみてください。
味 |
【6袋入り】 細石、薄焼き羽衣、胡麻角、揚げもち、磯錦、柿の種 【9袋入り】 細石、薄焼き羽衣、胡麻角、揚げもち、磯錦、柿の種、吹寄、角双、味サラダ 【15袋入り】 細石、薄焼き羽衣、胡麻角、揚げもち、磯錦、柿の種、吹寄、角双、味サラダ、抹茶小丸、夢枕、しそ巻、茶沢鉄板焼せんべい青のり、鬼あられ、豆あられ |
賞味期限 |
賞味期限45日以上の商品をお送りいたします。 |
価格(税込) |
|
しそ巻
「しそ巻」は、食べた瞬間口いっぱいにしその風味がふわっと広がる商品です。
手巻きの海苔と相性が抜群で、温かい緑茶と一緒に食べたい一品でしょう。
ひと口サイズだからこそ、ついつい食べる手が止まらなくなるため、食べ過ぎに注意してくださいね。
味 |
梅しそ |
賞味期限 |
賞味期限45日以上の商品をお送りいたします。 |
価格(税込) |
70g:940円 |
まとめ
今回は、あられの作り方と雛あられの作り方をご紹介しました。
では、ベーシックなあられの作り方をおさらいしておきましょう。
【材料】
- お餅:1個
- 塩:少々
- サラダ油:適量
【道具】
- 鍋、またはフライパン
- ボウル
- バット
- キッチンペーパー
【作り方】
- お餅を小さく切る
- 1を乾燥させる
- 180度の油で揚げる
- 塩を振りかける
「お餅を乾燥させるのはちょっと面倒だな」「やっぱり手間をかけずに、美味しいあられが食べたい!」と思った方は、専門店のあられを食べてみるのがおすすめ。
こだわり抜いた絶品のあられを食べて、いつものおやつタイムを楽しく過ごしましょう。