お茶菓子の出し方って?流れや用意するもの、おすすめのお茶菓子も紹介

お茶菓子の出し方って?流れや用意するもの、おすすめのお茶菓子も紹介

わかりそうでわからないお茶菓子の出し方。

お客様が来たときに、「これって本当に合ってる…?」と思いながらお茶菓子を出している方も少なくないでしょう。

今回は、お茶菓子の出し方はもちろん、お茶菓子の選び方やおすすめのお茶菓子をご紹介します。

【目次】

  • お茶菓子とは
  • お茶菓子の歴史
  • お茶菓子の出し方
  • お茶菓子はどんなお茶と合わせる?
  • お茶菓子の選び方
  • おすすめのお茶菓子5選

お茶菓子とは

お茶菓子とは、お茶と一緒に味わうお菓子のこと。

お茶を引き立てるのはもちろん、見た目の美しさや季節感を感じさせることで、お客様におもてなしの気持ちを伝える役割もあります。

お茶菓子にこだわることで、お茶の席を一層華やかにすることができるのです。

お茶菓子の歴史

お茶菓子の歴史は諸説ありますが、鎌倉時代には僧侶の間で喫茶の習慣が定着していたといわれています。

当時の肉や野菜を詰めた饅頭「点心」がおやつの原型とされており、室町時代で茶道が確立されてからはお茶菓子も発達してきたそうです。

江戸時代では、和菓子の基本がほぼ完成され、江戸時代後期になってから庶民も楽しめるようになったとか。

私たちが何気なく口にしているお茶菓子も、歴史を知ると感慨深い気持ちになりますよね。

お茶菓子の出し方

歴史のあるお茶菓子は、出し方を押さえておくことでよりおもてなしの心を伝えることができます。

お茶菓子を出すときは、以下3つの流れで行うのがポイント。

  1. お茶とお茶菓子をお盆に乗せる
  2. 上座から配る
  3. マナーに沿って置いていく

では、お茶菓子の出し方をお話していきましょう。

お茶・お茶菓子・茶托・おしぼりをお盆に乗せる

まずは、お茶(湯呑)・お茶菓子・茶托・おしぼりをそれぞれお盆に乗せます。

茶托(ちゃたく)とは、湯呑を乗せる小さな受け皿のこと。

上記の他にも、ふきんをお盆に乗せておくと、ちょっとした水滴などを拭けて便利です。

上座から配る

次に、お盆をテーブルのそばに置いた後、上座から配っていきましょう。

お客様に配るときは、「どうぞ」と声をかけながら1つずつ置いていきます。

マナーに沿って置いていく

お茶菓子を出していくときは、お客様から見て左側にお茶菓子、右側にお茶を配りましょう。

おしぼりはお茶の右隣に置き、湯呑に絵柄が描かれている場合は絵柄をお客様に向けるのがマナーです。

配る順番は、先に出したものの上に別のものを通過させる「袖越し」にならなければ、お茶とお茶菓子のどちらから出しても問題ありません。

また、個包装のお菓子は袋から開けてお皿に出すのが一般的ですが、衛生面上「袋から出してもよろしいですか?」と一声かけるのが良いでしょう。

お茶菓子はどんなお茶と合わせる?

お茶菓子とお茶の組み合わせに決められたルールはないので、美味しく食べられそうなものを選んでみましょう。

組み合わせを考えるうえでおすすめなのが、お茶菓子の風味や材料を意識すること。

甘さの強い饅頭や羊羹は、玉露や抹茶など味の濃いお茶と相性抜群です。

一方、せんべいには爽やかな香りとすっきりした味わいの煎茶がぴったり。

用意したお茶菓子を見ながら、どんなお茶が合うのかイメージしてみてくださいね。

お茶菓子の選び方

「お客様にどんなお茶菓子を用意すればいいのか悩む…」という方は、以下の選び方を参考にしてみてください。

  • 好き嫌いが分かれないものを選ぶ
  • ひと口サイズのものを選ぶ
  • 賞味期限が長いものを選ぶ

こちらからは、お茶菓子の選び方をご紹介します。

好き嫌いが分かれないものを選ぶ

どんなお客様にも出せるように、好き嫌いが分かれないものを選ぶのがおすすめです。

癖の強いものや珍味などは、お客様によっては苦手な場合もあり、「これは食べられないな…」とネガティブな気持ちにさせてしまうかもしれません。

極端に辛いものや極端に甘いものも避け、どんな人でも美味しく食べられるお茶菓子を選んでみてください。

ひと口サイズのものを選ぶ

お茶菓子は、ひと口サイズで食べられるものを選びましょう。

大きな口を開けてバクバクと食べなければいけないお菓子は、お茶の席には不釣り合いです。

小さなサイズのものや、手で割って食べられるものなど、お客様が食べるときにストレスを感じないものを探してみるのが良いでしょう。

賞味期限が長いものを選ぶ

賞味期限の長さも、お茶菓子を選ぶうえで大切なポイントです。

どんなに美味しいお菓子も賞味期限が短ければ、すぐに食べられなくなってしまうので、彩度買い足さなければいけません。

日持ちのするお茶菓子なら、急な来客にも対応できるので、ぜひ賞味期限をチェックしてみてくださいね。

おすすめのお茶菓子5選

こちらでは、創業100年以上の老舗店「三軒茶屋おかきあられの大黒屋」がおすすめするお茶菓子をご紹介します。

老若男女問わず好評をいただいている商品をピックアップしているので、お茶菓子の参考にしてみてください。

うすごろも

うすごろも」は、サクサク、パリパリとした口当たりを楽しめるうす焼きせんべいです。

ころものように薄く、年代を問わずたくさんの人に人気の商品だからこそ、どんなお客様が来ても安心してお出しできます。

ごま・醤油・えび・青のり

賞味期限

賞味期限60日以上の商品をお送りいたします。

価格

  • 54枚入り:2,376円
  • 72枚入り:3,078円

おかきマカロン

おかきマカロン」は、人気テレビ番組「今夜くらべてみました」で紹介されたお菓子です。

パリッとした食感のおかきに、チーズや黒豆きな粉、パンプキンなどのクリームを挟んでおり、病みつきになる味に仕上げました。

  • チーズ
  • 黒豆きな粉
  • パンプキン
  • 胡麻
  • いちご
  • あんこ
  • 抹茶

賞味期限

賞味期限45日以上の商品をお送りいたします。

価格

  • 7種類2本入り:3,024円
  • 7種類3本入り:4,482円

浅沼煎餅 4種セット(ばら売りあり)

浅沼煎餅 4種セット」は、当店・創業者のルーツである八丈島の特産物を使って作られました。

豊かな太陽と潮風の恵みがもたらす食材を取り入れ誕生した、ここだけしか食べられない新たなせんべいをご賞味ください。

  • 明日葉胡麻和え
  • 岩海苔白しょうゆ
  • 島とうしょうゆ
  • 海風しいたけ

賞味期限

賞味期限45日以上の商品をお送りいたします。

価格

浅沼煎餅各50g×4袋入:2,916円

細石(さざれいし)

細石(さざれいし)」は、コロコロとしたかわいらしいお茶菓子です。

醤油やしそ粉、えびなど様々な味がアソートされており、カラフルな見た目と相まって、会話も盛り上がりそうですね。

醤油など

賞味期限

賞味期限45日以上の商品をお送りいたします。

価格

70g:519円

しそ巻

しそ巻」は、しその香りがふわっと広がるお茶菓子です。

お茶と合わせたときに、思わずほっと力が抜けてしまう美味しさなので、お客様をもてなしたいときにぴったりでしょう。

梅しそ

賞味期限

賞味期限45日以上の商品をお送りいたします。

価格

70g:778円

まとめ

今回は、お茶菓子の出し方やお茶菓子の選び方、さらにおすすめのお茶菓子をご紹介しました。

では、最後にお茶菓子の出し方をおさらいしてみましょう。

【お茶菓子の出し方】

  1. お茶とお茶菓子をお盆に乗せる
  2. 上座から配る
  3. マナーに沿って置いていく

「お客様から見て左側にお茶菓子、右側にお茶を置く」など、詳しいマナーもご紹介しているので、迷ったときはこの記事をチェックしてみてください。

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