ふと、「おかきってそもそもどんなお菓子だっけ?」と疑問に感じたことはありませんか?
「せんべいやあられと何が違うんだろう?」なんて不思議に思っている方もいるかもしれません。
今回は、おかきとはどんなお菓子かということや、せんべい・あられとの違いについて解説します。
さらに、おかきの歴史と名前の由来、栄養やおすすめの商品までご紹介するので、おかき好きの方はぜひ読んでみてください。
【目次】
- おかきとは?
- おかきと「せんべい」「あられ」の違い
- おかきの歴史と名前の由来
- おかきに含まれる栄養とは
- 老舗おかき専門店で人気!おかき3選
おかきとは?
おかきとは、もち米から作られた米菓のこと。
もち米を原料にしているため膨らみやすく、ふっくらとした形状のものが多いです。
日本古来からどこの家庭でも広く愛されてきたお菓子であり、日本人の小腹を満たしてきました。
おかきと「せんべい」「あられ」の違い
お米から作られているお菓子といえば、おかき以外に「せんべい」と「あられ」がありますよね。
こちらでは、おかきと何が違うのかを押さえるために、せんべいとあられとはどんなお菓子なのかをお話しましょう。
せんべいとは
せんべいとは、うるち米から作られる米菓です。
諸説ありますが、もともと紀元前202年〜後8年の中国に誕生したせんべいが、平安時代に日本へ伝わったといわれています。
江戸時代までは小麦粉と水で作られていたせんべい。
しかし、明治時代からは売れ残った団子を平らにして焼いたものがヒットしてから、今のせんべいが完成したといわれています。
せんべいの語源は、団子を焼いていたおばあさんの「おせん」という名前に由来しているそうです。
あられとは
あられは、もち米から作られる米菓です。
おかきと同じ原料ですが、小さいものの方をあられと呼んでいます。
あられの諸説も様々ですが、奈良時代に神様へのお供え物だったお米をあぶり、食べたことが起源といわれているとか。
文書『山城風土記』では、平安時代にあられが生産されていることも記述されており、昔から日本で親しまれてきたお菓子であることがわかります。
明治から大正時代には、今のような形で販売されていたといおかき。
その語源は、「空から降ってくる霰に似ている説」と「餅を原料に作られたときの音が霰の降る音に似ている説」と2種類が有名です。
おかきの歴史と名前の由来
おやつやおつまみなどで私たちの日常を彩るおかきには、どんな歴史があるのでしょうか?
こちらでは、おかきの歴史と名前の由来についてお話します。
鏡餅を揚げたことが始まりだった
おかきの歴史は、平安時代のお正月、神様へお供えしていた鏡餅を欠いて揚げたり焼いたりしたことから始まったとされています。
鏡餅には神聖な力がこもるといわれており、切ることは避けられていました。
このため、槌(つち)を使ってお餅を欠き割っていたのです。
「おかき」の語源は?
おかきの語源も、「槌(つち)を使ってお餅を欠き割っていた」という歴史に関連しているとか。
もともと、欠いたお餅ということで「欠きもち」といわれていましたが、室町時代の宮中で「お」をつけて呼ばれるようになってから、「おかき」という名前になったそうです。
どこの一般家庭でも作られ食べられていた、一般的なお菓子だったといわれています。
おかきに含まれる栄養とは
おかきを食べるときに、「どんな栄養が入っているのかな?」と気になった方もいるはず。
こちらでは、おかきに含まれている代表的な栄養素として、以下3種類をご紹介します。
- 炭水化物
- 脂質
- たんぱく質
それぞれの働きを抑えて、より楽しくおかきを食べましょう。
炭水化物
炭水化物は、身体のエネルギー源となる栄養素のこと。
ご飯やパン、麺類やいも類など、主に私たちの主食に多く含まれているものです。
炭水化物が不足してしまうと、エネルギー不足による疲労感や集中力の減少が見られます。
一方で、たくさんとり過ぎた場合は、余った栄養が中性脂肪として蓄積され、肥満などの原因になるので注意しましょう。
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脂質
脂質も、炭水化物と同じように身体のエネルギー源になる大切な栄養素です。
敬遠されがちな脂質ですが、ホルモンや細胞膜などを構成したり臓器を保護したり、身体を寒さから守ったりといくつもの働きがあります。
脂質が不足すると、エネルギーが不足して疲れやすくなり、体の抵抗力が低下することも。
炭水化物と同様に、バランス良く摂取することが求められる栄養素でしょう。
たんぱく質
たんぱく質も、炭水化物や脂質と同様に、筋肉や臓器など身体を構成する働きをもつ栄養素です。
不足すると、免疫機能が低下して抵抗力が弱くなったり、筋力が低下したりなどの影響が考えられます。
多くの日本人はたんぱく質が足りていないといわれているので、積極的に摂取していきたいですね。
老舗おかき専門店で人気!おかき3選
最後に、創業100年以上のおかき専門店から人気のおかきを3つご紹介します。
おかき好きを唸らせる自慢の商品を、チェックしてみてください。
国産有機もち米のあられおかき「四季七彩」
『国産有機もち米のあられおかき「四季七彩」』は、原材料にこだわった有機JASマーク認定品です。
突出した美味しさから、もち米の横綱といわれる「みやこがね」を筆頭に、醤油や砂糖も有機食材を使用しています。
もち米の甘みと特製のだし醤油が感じられる7種類の味わいを、ご堪能してください!
味 |
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賞味期限 |
賞味期限60日以上の商品をお送りいたします。 |
価格(税込) |
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おかきマカロン
『おかきマカロン』は、人気TV番組「今夜くらべてみました」で紹介された新感覚の和マカロンです。
だし醤油で味付けした薄くてぱりぱりとしたおかきに、それぞれ7種類のクリームを挟みました。
無添加のヨーロッパから輸入したチーズや、北海道産有機黒豆など、美味しさを追求した原料を使っており、見た目と味わいで2度驚くこと間違いなし。
味 |
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賞味期限 |
賞味期限45日以上の商品をお送りいたします。 |
価格(税込) |
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世田谷エールおかき アンチョビ&ガーリック
『世田谷エールおかき アンチョビ&ガーリック』は、世田谷区エールビール醸造家と共に作ったお酒に合うおかきです。
クラフトビールに合うような絶妙な塩加減と、アンチョビの旨味がぎゅっと詰まった一品で、どんどんお酒が進んでしまいます。
新しい晩酌のお供を探している方には、特におすすめな商品です。
味 |
アンチョビ&ガーリック |
賞味期限 |
賞味期限45日以上の商品をお送りいたします。 |
価格(税込) |
50g:594円 |
まとめ
今回は、おかきとはどんなお菓子かということや、せんべい・あられとの違いについて解説しました。
最後に、おかき・せんべい・あられの特徴をおさらいしてみましょう。
- おかき:もち米から作られている。あられより大きい。
- せんべい:うるち米から作られている。
- あられ:もち米から作られている。
「なんだか、おかきが食べたくなってきた…」という方は、この記事の最後にご紹介した専門店で人気の商品をチェックしてみてください。