ふと、「せんべいってニキビになりやすい食べ物なのかな」と疑問に思ったことはありませんか?
顔にブツっとできるニキビは、見るだけで気持ちが落ち込んでしまうので、できるだけ予防したいですよね。
今回は、せんべいを食べるとニキビになりやすいのかについて解説します。
さらに、ニキビができやすい食べ物・飲み物や、肌荒れを予防する方法についてもお話しているので、参考にしてみてください。
【目次】
- せんべいを食べるとニキビになる?
- ニキビができやすい食べ物・飲み物とは
- ニキビができてしまう原因5つ
- ニキビを予防する5つの方法
せんべいを食べるとニキビになる?
せんべいは炭水化物のお米から作られているので、食べ過ぎるとニキビができることもあります。
炭水化物をたくさん摂取した場合、消化できなかった栄養素は脂質へ変化し、ニキビが発生してしまうのです。
また、炭水化物を大量にとると、お肌の健康に必要なビタミンB群やミネラル、たんぱく質が不足するため、ニキビができる可能性もあります。
しかし、せんべいを食べ過ぎなければ、炭水化物を大量に摂取することにはならないので、ニキビを過度に心配しなくても大丈夫です。
ニキビができやすい食べ物・飲み物とは
ニキビを発生させたくない方は、以下のように肌荒れしやすい食べ物や飲み物について把握しておきましょう。
- 脂質の多いもの
- 炭水化物の多いもの
- カプサイシンの多いもの
- カフェイン
ニキビのできやすい食べ物や飲み物を多くとり過ぎなければ、健康な肌で毎日を過ごせますよ。
脂質の多いもの
スナック菓子や揚げ物など、脂質が豊富に含まれているものは、ニキビが発生しやすいといわれています。
脂質をたくさん摂取すると、皮脂量が増えて毛穴が詰まりやすくなるため、ニキビができやすいです。
さらに、脂質をたくさんとり過ぎたとき、肌を健康に保つビタミンB群が大量に消費されるので、ニキビがつくられやすいでしょう。
洋食やファーストフードばかり食べていると、知らない間に脂質を過度にとっていることもあるので、注意してください。
炭水化物の多いもの
ご飯やパンなどの炭水化物も、大量に食べることでニキビの原因になります。
炭水化物に含まれる糖質をとり過ぎると、皮脂の分泌が増加されるため、肌荒れにつながるのです。
また、糖質を分解する際に、ビタミンB群やミネラルがたくさん使われるため、炭水化物を食べ過ぎたときはこれらの栄養素を意識的に補充しましょう。
炭水化物以外にも、砂糖をたっぷり使ったおやつも、大量に食べるとニキビになるので気を付けてください。
カプサイシンの多いもの
カプサイシンとは、唐辛子などに含まれる辛み成分です。
ピリッとした辛みが後を引くカプサイシンですが、摂取し過ぎると刺激によって胃腸の機能を低下させることがあります。
胃腸の動きが弱ってしまうと、体に必要な栄養素を上手に吸収できなかったり、便秘を引き起こしたりして、ニキビが発生することに。
唐辛子本体はもちろん、キムチやカレー、ラー油など唐辛子粉末を使った食べ物の食べ過ぎにも注意しましょう。
加えて、コショウやワサビ、カラシなどの刺激調味料も、とり過ぎた場合に胃腸へ負担をかけることがあるので、気を付けてください。
カフェイン
コーヒーや緑茶など、カフェインが含まれているものは、肌の調子を整えるビタミンB群やビタミンCなどの栄養素を、利尿作用により排出してしまいます。
つまり、カフェインを大量に摂取してしまうと、どうしてもニキビができやすい体内環境になるのです。
カフェインは、コーヒー以外にも紅茶やエナジードリンク、カカオ含有率の高いチョコレートにも含まれています。
日常的に口にしている物の中でも、カフェインが多く入っているものもあるので、意識してみましょう。
ニキビができてしまう原因5つ
「肌荒れをしたくない!」と思っている方は、ニキビが発生する原因を押さえておくのがおすすめ。
ニキビができる原因は、大きく分けて以下の5つです。
- 食生活の乱れ
- 便秘
- ストレス
- 睡眠不足
- 喫煙
それぞれの原因について、詳しく解説していきます。
食生活の乱れ
いつも忙しいからと、ファストフードなどの外食を頻繁に利用している場合、脂質や炭水化物などを思いがけず摂取し過ぎてしまい、ニキビが発生することに。
また、「ダイエットをしているからお肉は避けよう」「野菜だけを食べてヘルシーな生活をしよう」などの食生活もNG。
ニキビができないようにするには、偏った食生活ではなく、体に必要な栄養素をバランス良く摂取することが何よりも大切です。
具体的な食生活は、見出し「バランスの良い食事を意識する」で解説しているので、参考にしてみてください。
便秘
便秘によってニキビが引き起こされることも多いです。
腸内に便が溜まってしまうと、水素イオンやアンモニアが発生します。
すると、腸内の毒素が体中を巡り、皮膚の代謝を低下させてニキビや肌荒れが起こってしまうのです。
便秘は腸内環境を悪化させて悪玉菌を増やすため、ニキビ以外にも肌のくすみやむくみ、たるみなどの原因にもなります。
ストレス
ストレスを受けると、ホルモンバランスが乱れて皮脂の分泌が増えたり、毛穴の詰まりが起こったりなどでニキビができがちです。
さらに、体がストレスに対処しようとビタミンCを大量に使うため、肌トラブルが起こることもあります。
また、ストレスによって活性酸素が増えると免疫力が低下してしまうので、ニキビが治りにくくなったり跡が残りやすくなったりなどのリスクもあるのです。
ストレスを全てなくすことは難しいかもしれませんが、改めて自分をいたわりながらストレス発散をしてみましょう。
睡眠不足
睡眠不足になると、肌のターンオーバーが乱れてしまい、ニキビへつながることに。
通常は、寝ている間に肌のダメージが回復されますが、十分な睡眠がとれなければ古い角質がいつまでも残り、皮脂がたまっていくので肌トラブルが起きるのです。
さらに、睡眠不足が続くと抵抗力や免疫力も下がってしまうため、ニキビ菌が繁殖しやすくなり、肌荒れをしてしまいます。
良質な睡眠がとれていなければ、ストレスで交感神経が活発になり、角栓の詰まりを誘発することも考えられるので、ニキビを予防したい方は注意してください。
喫煙
喫煙は、毛細血管を収縮させて酸素や栄養の巡りを妨げるうえ、老廃物もスムーズに排出できなくなり、ニキビを発生させてしまいます。
肌のケアに力を入れていても、ニキビができてしまう方は、喫煙が原因なのかもしれません。
喫煙をしていると、肌の色が悪くなったり、小じわ・そばかす・シミが増えたりなど、美容面で良くないことが起こります。
習慣的にタバコを吸っている方は、この機会に禁煙をしてみてはいかがでしょうか。
ニキビを予防する5つの方法
ニキビを予防するには、以下5つの方法に取り組んでみましょう。
- バランスの良い食事を意識する
- 腸内環境を改善する
- ストレス発散をする
- 十分な睡眠をとる
- 運動をする
それぞれについて詳しく解説するので、じっくりと読んでみてください。
バランスの良い食事を意識する
脂質や炭水化物を中心とした食事ではなく、たんぱく質やビタミン、食物繊維など様々な栄養素を摂取しましょう。
栄養素は複数のものを掛け合わせることで効果が表れるため、バランスよく多様な食品を食べることがポイントです。
以下には、ニキビを予防するうえで特にとりたい栄養素をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
- βカロテン(モロヘイヤ、かぼちゃ、ブロッコリーなど)
- ビタミンC(ピーマン、だいこん、オレンジなど)
- ビタミンB1(豚肉、うなぎ、たらこなど)
- ビタミンB2(鶏レバー、うなぎ、納豆など)
- ビタミンE(うなぎ、サーモン、たらこなど)
腸内環境を改善する
腸内環境が、悪玉菌ではなく善玉菌優勢になれば、有害物質が減り栄養の吸収率も高まります。
海藻類やきのこ類などの食物繊維、ヨーグルトや発酵食品などの乳酸菌を積極的にとり、美味しく腸内環境を整えていきましょう。
ストレス発散をする
自分なりのストレス発散を行い、ニキビの予防はもちろん心身のケアを行なってみてください。
ストレス発散として何をすればいいのかわからない場合は、自分がどんなときにリラックスできるか考えてみるのがおすすめ。
例えば、人といるのが好きな方は友達とおしゃべり、1人の時間が大切な方は自宅で読書など、自分の心が安らぐ方法を探してみましょう。
おすすめのストレス発散方法を以下に記載したので、好みのものにトライしてみてください。
- 映画鑑賞をする
- 読書をする
- スポーツジムに行く
- 創作を楽しむ(料理や家庭菜園など)
- ゆっくりお風呂に入る
十分な睡眠をとる
ニキビを防ぐために、0時前には就寝し、最低でも6時間の睡眠時間を確保することがポイントです。
寝つきが悪い方は、毎朝同じ時間に太陽の光を浴びて体内時計をリセットしてみましょう。
体内時計がリセットされれば、夜も自然と眠くなるので、良質な眠りにつくことができますよ。
運動をする
運動をすると、美肌に欠かせない成長ホルモンの分泌が促されるうえ、血行促進やストレス解消効果があるといわれています。
ウォーキングやサイクリング、ヨガなど、軽く汗をかく程度の運動が有効です。
毎日の生活に運動を取り入れて、美肌をゲットしましょう。
まとめ
今回は、せんべいを食べるとニキビになりやすいのかということから、ニキビができやすい食べ物・飲み物や、肌荒れを予防する方法まで解説しました。
せんべいはお米からできているので、食べ過ぎるとニキビができることもありますが、適量なら過度に心配する必要はありません。
バランスの良い食事や腸内環境などを意識しながら、ニキビを予防してみてください。