「お線香をあげに行くときに、菓子折りも持っていった方が良いのかな?」「どんな菓子折りを持っていくのが正解なんだろう」
このようにお悩みの方は多いと思います。
ご遺族へお悔やみを伝えに行く機会だからこそ、マナーに沿って適切な菓子折りを用意し、お渡ししたいですよね。
今回は、お線香をあげに行くときの菓子折りの相場や選び方、おすすめの菓子折りについてご紹介します。
記事の後半では、お線香をあげに行くときの菓子折りの渡し方や、避けるべきお供え物もお話しますので、参考にしてみてください。
【目次】
- お線香をあげに行くときに、菓子折りは持っていくべき?
- お線香をあげに行くときの菓子折りの相場
- お線香をあげに行く。菓子折りの選び方
- お線香をあげに行くときにおすすめの菓子折り
- お線香をあげに行くときに注意しよう。菓子折りの渡し方
- お線香をあげに行くときのお供え物【菓子折り以外】
- お線香をあげに行くときに、避けるべきお供え物とは?
お線香をあげに行くときに、菓子折りは持っていくべき?
お線香をあげに行くときは、お供え物として菓子折りを持っていきましょう。
お悔やみごとのお供え物は、悲しみを長引かせないために、後に残らない消えものが良いとされています。
菓子折りなら、持ち運びしやすく分けやすいため、お悔やみごとのお供え物として最適です。
お線香をあげに行くときの菓子折りの相場
お線香をあげに行くときの菓子折りの相場は、3,000〜5,000円程です。
ただ、地域やお渡しする家の風習によって、ある程度の相場が決まっている場合もあるので、事前に共通の知り合いに相場を聞いてみると安心でしょう。
お線香をあげに行く。菓子折りの選び方
お線香をあげに行くときに持参したい菓子折り。
以下3つの選び方を押さえて、適切なものを用意しましょう。
- 故人が好きなものを選ぶ
- 個包装されているものを選ぶ
- 日持ちするものを選ぶ
こちらからは、お線香をあげに行くときの菓子折りの選び方について解説します。
故人が好きなものを選ぶ
お線香をあげに行くときの菓子折りは、故人が好きなものを選ぶのがおすすめです。
故人の好みがわからない場合は、ご遺族の好みや家族構成を考慮して用意してみてください。
迷ったときは、世代や性別で好き嫌いが分かれないような、せんべいなどの菓子折りを検討してみましょう。
個包装されているものを選ぶ
お線香をあげに行くときは、個包装されている菓子折りを選ぶこともポイントです。
一つずつ包まれているお菓子であれば、複数人で分けて食べやすいので喜ばれる傾向にあります。
また、直接手で触れないからこそ、衛生面でも安心という点も。
食べるために切り分ける必要もないので、ぜひ個包装の菓子折りを持参してみてください。
日持ちするものを選ぶ
お線香をあげに行く際の菓子折りは、日持ちするものかどうかも意識して選んでみましょう。
あまりにも賞味期限が短いものだと、渡された側を焦らせてしまい、好きなタイミングで食べてもらうことができません。
突然のお悔みごとに、なかなか食べ物が喉を通らない方も珍しくないので、ご遺族の方に配慮をするために1ヶ月以上は日持ちする菓子折りがベストです。
さらに、常温保存できるものなら、楽に保管できるのでおすすめですよ。
お線香をあげに行くときにおすすめの菓子折り
お線香をあげに行くときにどんな菓子折りを持参するかは、どうしても迷ってしまうもの。
決めかねている方は、創業100年以上の老舗あられせんべい専門店「三軒茶屋おかきあられの大黒屋」がおすすめする菓子折りを検討してみてはいかがでしょうか。
- 竹の子せんべい
- 国産有機もち米のあられおかき「四季七彩」
- うすごろも
- 包みおかき
こちらからは、個包装で賞味期限45日以上の菓子折りをご紹介します。
竹の子せんべい
『竹の子せんべい』は、世代を超えて愛され続ける「三軒茶屋おかきあられの大黒屋」のロングセラー商品です。
くっきりと浮かび上がる竹の子の姿と、本格的な堅焼きらしいバリバリとした食感は、遠方からお求めになる方もいるほど愛されています。
生地から焼き上げまで一貫して昔と変わらない方法で製造された、当店自慢のせんべいを、お線香をあげに行くときの菓子折りとしてご持参してみてはいかがでしょうか。
味 |
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賞味期限 |
賞味期限45日以上の商品をお送りいたします。 |
価格(税込) |
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国産有機もち米のあられおかき「四季七彩」
『国産有機もち米のあられおかき「四季七彩」』は、原材料にこだわり抜いた有機JASマーク認定品です。
唯一無二の美味しさから、もち米の横綱と呼ばれる宮城県産の有機「みやこがね」を使用しているため、噛みしめたときにお米の甘みとだし醤油の旨味がふわっと広がります。
さらに、醤油や砂糖も有機食品を使っており、お子様からご年配の方まで安心してお召し上がりいただける菓子折りに仕上げました。
味 |
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賞味期限 |
賞味期限60日以上の商品をお送りいたします。 |
価格(税込) |
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うすごろも
『うすごろも』は、国産うるち米を使用した、ころものように薄く食べやすい口当たりのうす焼きせんべいです。
サクサク、パリパリとした心地よい食感が心地よく、思わず食べる手が止まらなくなってしまうこと間違いなし。
ごま・醤油・えび・青のりと4種類のせんべいを詰め合わせた菓子折りなので、食べ飽きることなくお茶請けとして大活躍してくれます。
味 |
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賞味期限 |
賞味期限60日以上の商品をお送りいたします。 |
価格(税込) |
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包みおかき
『包みおかき』は、国産有機もち米をはじめ、有機食品を使って作られたおかきの詰め合わせです。
ざらめや醤油、青のりなど7種類のバラエティ豊かな味わいをセットにしており、小腹が空いたときのおやつにも最適ですね。
軽やかな食べ口とお米の余韻は、思わず頬が緩むほどの美味しさなので、食べ過ぎに要注意でしょう。
味 |
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賞味期限 |
賞味期限45日以上の商品をお送りいたします。 |
価格(税込) |
380g入り:4,320円 |
お線香をあげに行くときに注意しよう。菓子折りの渡し方
お線香をあげに行くときは、以下3つのポイントをふまえて、菓子折りをお渡ししましょう。
- 個数を意識する
- かけ紙を使う
- 施主に手渡しする
では、それぞれの注意点についてお話します。
個数を意識する
お線香をあげに行くときに用意する菓子折りは、個数を意識することがポイントです。
菓子折りではあまり気にされないこともありますが、偶数のものは割り切れることから、故人やご遺族と縁を切ると捉えられてしまう場合も。
また、「4」や「9」の数字に関係する菓子折りは、「死」や「苦しみ」をイメージさせて不吉なものと考えられているため、個数を選ぶときは注意しましょう。
地域によって、菓子折りの個数がどれくらい注視されているかが異なるので、事前に共通の知人に相談してみると安心です。
かけ紙を使う
お線香をあげに行くときの菓子折りは、「かけ紙」をかけましょう。
かけ紙とは、のしがなく水引だけを印刷された紙であり、お悔みごとで使用されます。
のしが記載されているものは、お祝い事の贈り物として使われるため、お線香をあげに行くときの菓子折りで使用するのはNGです。
当店でも、ご進物様式にあわせまして適切なのし紙を掛けさせていただいておりますので、ご希望の場合はお知らせください。
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施主に手渡しする
お線香をあげに行った際、菓子折りは葬儀の費用を担う人である「施主(せしゅ)」に手渡ししましょう。
ご遺族の玄関やお部屋にそのまま菓子折りを置いておいたり、施主の断りなく仏壇に菓子折りをお供えするのはマナー違反です。
菓子折りは紙袋や風呂敷などで持参し、お悔やみの言葉と共に袋から取り出して渡してください。
この際、表書きが読めるように菓子折りの正面を施主に向け、両手を添えて差し出しましょう。
お線香をあげに行くときのお供え物【菓子折り以外】
「お線香をあげに行くときに、菓子折り以外のお供え物を持っていきたい」という方は、以下のようなものがおすすめです。
- 故人が好きだったもの
- 果物
- 飲み物
- 花
- 線香
上記の他にも、そうめんや冷や麦は「故人があの世へ帰るときの手綱や、荷物を結ぶ紐になる」「幸せや喜びが永遠に続く」といった意味が込められており、選ぶ方もいます。
お線香をあげに行くときに、避けるべきお供え物とは?
お供え物の中には、以下のように避けるべきものもあります。
- 肉や魚(加工品も避けたほうが無難)
- とげや毒がある花
- 匂いが強い花
- 五辛(ごしん)
肉や魚は殺生をイメージさせるうえ、一定期間仏壇に飾ることができないのでNG。
一方、とげや毒がある花は流血や死を連想させ、匂いが強い花は線香の香りの妨げになるため、選ばない方が良いでしょう。
さらに、五辛(ごしん)と呼ばれる「にら」「にんにく」「ねぎ」「らっきょう」「のびる」は、情欲や怒りを増幅させるためお供え物に不適切とされています。
道教では、「にら」「にんにく」「らっきょう」「あぶらな」「こすい(パクチー)」がNGとされているので注意しましょう。
まとめ
今回は、お線香をあげに行くときの菓子折りの相場や選び方、おすすめの菓子折りについてご紹介しました。
お線香をあげに行くときは、3,000〜5,000円程の菓子折りを持っていくのが良いでしょう。
【お線香をあげに行くときの菓子折りの選び方】
- 故人が好きなものを選ぶ
- 個包装されているものを選ぶ
- 日持ちするものを選ぶ
上記3つの選び方を意識しつつ、故人とご遺族が喜びそうな菓子折りを用意してみてください。
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