新年の挨拶の際に贈る「お年賀」ですが、「お歳暮との違いがよくわからない」「贈り方のマナーはあるの?」など、疑問を感じている方も多いでしょう。
また、お年賀の選び方についてお悩みの方もいるかもしれません。
今回は、お年賀とお歳暮の違い、お年賀の選び方やマナー、おすすめのお年賀ギフトなどについて詳しく解説します。
【目次】
お年賀とは

お年賀とは、新年の挨拶をする際に「今年もよろしくお願いします」の気持ちを込めて、持参する贈り物のことです。
両親や親戚、知人などお世話になった方に贈る贈り物なので、お正月に実家に帰るときにはちょっとしたギフトを用意しておくと良いですね。
一方、ビジネスシーンでは取引先や上司へ贈ることが一般的であり、通常目下の者から目上の方に贈るものとされています。
お年賀とお歳暮の違い【時期・相場・のしは?】

お年賀と混同されやすい「お歳暮」は、年末に「今年もありがとうございました」と1年の感謝の気持ちを込めて贈る贈り物です。
こちらからは、お年賀とお歳暮の違いとして下記4つの項目をご紹介します。
- 起源
- 時期
- 相場
- のし
上記4つの違いについて、ぜひチェックしてみてください。
起源
お年賀の起源は、年始の挨拶の際に、新しい年の神様である歳神様(としがみさま)や仏様に対してお供え物を持参していた風習が関係しているとされています。
この風習が時を経るごとに変化し、日頃お世話になっている方への新年の挨拶の際に添える贈り物となったのです。
一方、お歳暮が日本で始まったのは室町時代から。
当時、年の暮れから正月に行われていた御霊祭り(みたままつり)で使われていたお供え物を、両親やご近所の方などに配っていたことが変化し、現在のお歳暮になったといわれています。
時期
お年賀とお歳暮の時期は、以下の通りです。
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お年賀 |
1月2日〜松の内(1月7日。関西地方・山陰地方・名古屋などは1月15日) |
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お歳暮 |
※最近では11月下旬から贈る方も多い |
お年賀の時期が過ぎてしまったときは、「寒中御見舞」として立春までに届くように手配してみましょう。
相場
一般的に、お年賀の相場は1,000〜5,000円程度、お歳暮の相場は3,000〜5,000円程度とされています。
下記の表では、相手との関係性別の相場をご紹介しますので、参考にしてみてください。
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お年賀 |
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お歳暮 |
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高額なものを贈ってしまうと相手に気を遣わせてしまうので、関係性をふまえたうえで金額を検討してみましょう。
のし
贈り物にはのし紙を使用するのがマナーとされているので、お年賀とお歳暮のどちらものし紙をかけることがおすすめです。
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お年賀 |
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お歳暮 |
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個人で贈る場合、水引の下には一般的に贈り主の名字を記載します。
お年賀の選び方

相手にぴったりのお年賀を選ぶときは、以下4つのポイントを意識することがおすすめです。
- 相手との関係性で選ぶ
- 相手の家族構成や好みを考慮する
- 日持ちのするものを選ぶ
- 自分で買わないような上質なものも喜ばれやすい
上記4つの選び方について解説します。
相手との関係性で選ぶ
お年賀を選ぶときは、下記のように相手との関係性で品物を探してみましょう。
- 目上の方向け:相場内できちんと感や上品さを感じられるもの
- 親しい方向け:相手のライフスタイルに合わせたもの
- 取引先や上司の方向け:常温で保存でき、大人数で食べやすい個包装の菓子折りがおすすめ
相手の家族構成や好みを考慮する
お年賀は、相手の家族構成や好みを考慮して選んでみましょう。
小さなお子様がいる家庭であれば家族全員で食べられるお菓子、夫婦2人の家族であれば量の多すぎない特別感のあるお菓子が喜ばれる傾向にあります。
相手の好みが分からないときは、お年賀の定番である菓子折りやタオルといった、消えものまたは日用品などが良いでしょう。
日持ちするものを選ぶ
食べ物や飲み物を贈るときは、日持ちするものを選ぶことがおすすめです。
相手のタイミングに合わせて楽しんでもらえるので、喜んでもらえるでしょう。
自分で買わないような上質なものも喜ばれやすい
普段自分では買わないような上質な印象を受けるギフトも、新年の挨拶としてぴったりです。
お家時間をゆっくりと満喫してもらえるような贈り物を選んでみましょう。
お年賀に関するマナー

お年賀を贈る前に、ぜひ以下4つのマナーも押さえておきましょう。
- 手渡しすることが多い
- 贈答品を贈っても問題ないか確認しておく
- 避けた方が良い品物を押さえておく
- お返しはどうするべき?
上記4つのマナーについて解説します。
手渡しすることが多い
お年賀は、基本的に手渡しで贈ることが一般的です。
このため、相手の都合の良い日時をあらかじめ確認しておき、新年の挨拶と共に贈り物を持参しましょう。
一方で、遠方に住んでいている方に贈るときなどは配送でも問題ありませんが、気になる場合は「寒中見舞い」として贈る方法もあります。
贈答品を贈っても問題ないか確認しておく
お年賀を下記の相手に贈ることは、マナー違反とされています。
- 忌中(きちゅう)の方
- 故人
- 公務員
また、会社のルールで贈答品のやり取りを禁止されている場合もあるので、自社内や相手方に贈っても問題ないかどうか確認しておくこともおすすめです。
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避けた方が良い品物を押さえておく
お年賀として避けた方が良いものは、賞味期限が短いものや量が多すぎるものです。
また、相手の好みやライフスタイルに合わないものも避けた方が良いので、何を贈るか悩んでしまう場合は菓子折りといった定番ギフトが良いでしょう。
さらに、下記のギフトは縁起が悪いと感じる方もいるので、避けるのが無難です。
【縁起が悪いといわれるもの】
- クシ
- 刃物
- 食器類
- ハンカチ
- 靴や靴下
- 商品券・現金
お返しはどうするべき?
お年賀をいただいたときのお返しは、基本的に必要ないといわれています。
ただ、「もらってばかりで申し訳ない」と感じるときは、ちょっとしたプチギフトを贈り、感謝の気持ちを伝えてみるのが良いでしょう。
お年賀とお歳暮。どちらも贈った方が良い?

お年賀とお歳暮を両方贈ることは必須ではありません。
相手との関係性や状況、予算などを考慮して、どちらか片方贈るか、両方とも贈るべきかを検討してみましょう。
喪中の場合のお年賀はどうする?

相手、または自分が喪中の場合は、松の内の時期を過ぎてから新年の挨拶を行います。
贈り物にはのしが描かれていない無地の掛け紙を使用し、表書きは「寒中御見舞」としましょう。
お年賀におすすめギフト3選
こちらからは、老舗せんべい・おかき・あられ専門店「三軒茶屋おかきあられの大黒屋」がおすすめするお年賀ギフトをご紹介します。
- 伝
- おかきマカロン
- 包みおかき
どんなお年賀を贈るべきかお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
伝

『伝』は、老舗の丁寧な技を感じられるおかき・あられの詰め合わせです。
堅焼きやうす焼きなどの異なる食感、海苔・胡麻・ざらめといった様々な風味など、バリエーションに富んだ米菓を上品な和柄の化粧箱でお届けします。
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味 |
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賞味期限 |
賞味期限90日以上の商品をお送りいたします。 |
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価格(税込) |
9袋入:2,970円 |
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送料(税込) |
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おかきマカロン

『おかきマカロン』は、人気テレビ番組「今夜くらべてみました」などで紹介された、おかき×クリームの新感覚マカロンです。
つきたてのお餅を丁寧に伸ばして焼き上げたパリパリ軽やかな食感のおかきに、マッチするこだわりのクリームをそれぞれ挟みこみ、熟練の技術で丁寧に仕上げました。
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味 |
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賞味期限 |
賞味期限45日以上の商品をお送りいたします。 |
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価格(税込) |
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送料(税込) |
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包みおかき

『包みおかき』は、ざらめや醤油、青のりなど、バラエティ豊かな7種類の味わいを楽しめるおかきの詰め合わせです。
軽やかな食感とお米の自然な甘みを堪能できるうえ、一つずつ個包装されているのでビジネスシーンのお年賀にも最適ですよ。
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味 |
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賞味期限 |
賞味期限45日以上の商品をお送りいたします。 |
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価格(税込) |
380g入り:4,320円 |
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送料(税込) |
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まとめ
今回は、お年賀とお歳暮の違い、お年賀の選び方やマナー、おすすめのお年賀ギフトなどについて詳しく解説しました。
三軒茶屋おかきあられの大黒屋では、現在初めてのお買い物から使える10%OFFクーポンをプレゼント中なので、ぜひこの機会に公式ホームページを覗いてみてください。
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