お菓子の中でも日持ちのするイメージが強いせんべい。
自分のおやつ用や贈り物用に購入するときに、ふと「せんべいってどれくらいの賞味期限なんだろう?」と気になることがありますよね。
また、うっかりせんべいの賞味期限が切れてしまって、「これってまだ食べられるかな…?」と疑問に感じている方もいるでしょう。
今回は、せんべいの賞味期限はどれくらいかということや、賞味期限が切れたものは食べられるのかについてお話します。
記事の後半では、賞味期限内でも食べないほうが良いせんべいの特徴も解説するので、参考にしてみてください。
【目次】
- せんべいの賞味期限はどれくらい?
- せんべいの賞味期限が切れたものは食べられる?
- 賞味期限内のせんべいでも食べないほうが良いもの
- せんべいを賞味期限内に美味しく食べるための保存方法は?
- 賞味期限内だけどせんべいが湿気った!復活方法3つ
- 美味しいせんべいを探している方に!おすすめの商品3つ
せんべいの賞味期限はどれくらい?
まずは、せんべいの賞味期限はどれくらいなのかについてお伝えします。
商品によって賞味期限は異なりますが、平均的な期限をお話するのでチェックしてみてください。
一般的なせんべいは「1ヶ月~半年ほど」
通常、せんべいの賞味期限は1ヶ月~半年ほどです。
賞味期限に大きな差があるのは、原材料やメーカーの趣向などが関係しています。
とはいっても、「日持ちするお菓子=賞味期限が1ヶ月以上」という認識があるので、どこのせんべいを用意しても贈り物として全く問題ないでしょう。
自分用のおやつとしても、賞味期限が1ヶ月以上あれば十分楽しめますね。
賞味期限が長いからこそ、急な来客へのお茶請け用にもなることも魅力的です。
ただ、メーカーが記載している賞味期限は未開封の場合なので、一度袋を開けたら早めに食べたほうが美味しく味わえますよ。
ぬれせんべいは「15~60日ほど」
醤油だれにつけられたぬれせんべいは、賞味期限が15~60日ほどです。
一般的なせんべいと比べて賞味期限が短いのは、水分が多く含まれているから。
水分があれば菌が繁殖するリスクも高くなるので、ぬれせんべいは通常のせんべいよりも賞味期限が短期間に設定されているのです。
すぐに食べるのであれば、ぬれせんべいを購入するのももちろん良いでしょう。
しかし、「贈り物用のお菓子を探している」「常備しておいて、普段のおやつや来客時のお茶請けとして出せるお菓子が欲しい」という方は、一般的なせんべいをえらぶのがおすすめです。
せんべいの賞味期限が切れたものは食べられる?
買ったことを忘れていて、賞味期限が切れてしまったせんべいは食べられるのでしょうか?
せんべいの賞味期限が切れたもの、さらに消費期限が切れたものについても食べられるかどうか、お話していきます。
「賞味期限」が切れたものを食べるのはおすすめできない
賞味期限が切れたせんべいを食べるのは、「美味しくせんべいを食べたい」という方におすすめできません。
これは、賞味期限が「品質が保たれて、美味しく食べられる期限」を意味するものだから。
せんべいの他、スナック菓子やカップ麺など、傷みにくい商品に書かれており、賞味期限が過ぎたものがすぐに食べられなくなるということではありません。
ただ、賞味期限はメーカーが美味しく食べられる期限を計算して記載しているので、せんべいの味わいを楽しみたい方は賞味期限を切らさないように注意するのが良いでしょう。
「消費期限」が切れたものは?
では、賞味期限と良く似た「消費期限」が切れた食べ物は、食べても良いのでしょうか?
結論からお話すると、消費期限が切れたものも食べるのは避けるべきでしょう。
消費期限は、「安全に食べられる期限」を意味するもので、お弁当やサンドイッチなど傷みやすいものに記載されます。
つまり、消費期限が切れてしまった食品は安全が保証されていないということのため、お腹を壊してしまうなどがあるかもしれません。
賞味期限と消費期限のどちらにしても、美味しく安全に食べるためには、保存方法を守りながら期限内に食べるのが一押しです。
賞味期限内のせんべいでも食べないほうが良いもの
賞味期限内のせんべいでも、保存する場所などを間違ってしまうと以下のようなことが起きる可能性があります。
- カビが生えている
- 通常と異なるニオイがする
- 濡れている
上記のようなせんべいは食べないほうが良いでしょう。
では、賞味期限内のせんべいでも食べないほうが良いものについて、特徴を解説します。
カビが生えている
せんべいに白や黒、緑などのカビが生えている場合は、口に入れないようにしてください。
カビは加熱調理でも分解されないうえ、カビの部分を取り除いてもせんべい自体に広がっている可能性が高いので、食べない方が良いです。
もともと、せんべいはお米を乾燥させて作られた水分量の少ないお菓子であり、カビが生えることはあまりありません。
しかし、袋を開封してしばらく置いておくと空気中の水分を吸ってしまうので、次章で紹介する保存方法を参考にカビを防いでみてください。
通常と異なるニオイがする
せんべいから、いつもとは異なるニオイがしたときは、賞味期限内でも食べるのをやめましょう。
酸っぱいニオイや鼻をさすようなニオイなど、「あれ、せんべいのニオイじゃないような気がする…」と思ったときは、口に入れない方が良いです。
また、油をしっかりと使っているせんべいは、傷んだときに油が酸化して古い揚げ油のようなニオイがすることもあります。
ニオイがおかしいと感じたせんべいを食べると、お腹を壊すなどが考えられるので注意しましょう。
濡れている
ぬれせんべいではないのにもかかわらず、せんべいが濡れている場合も、食べるのは避けるべきです。
手で持ったときに水分がついたり、ぬるっとした感触や糸を引くような状態だったりは、傷んでいる可能性が高いでしょう。
一方、湿気ったせんべいは、後ほど紹介する方法で復活させることができるので参考にしてみてください。
せんべいを賞味期限内に美味しく食べるための保存方法は?
せんべいを賞味期限内に美味しく食べるには、適切な保存方法を押さえておくことが大切です。
傷まないように保存したいのなら、冷凍庫に保存するのがおすすめ。
せんべいは、湿気の多い場所に置いておくとカビが生える原因になり、直射日光の当たる場所では酸化してしまうリスクがあります。
一方、冷凍庫は湿気が少なく直射日光も当たらないので、うってつけの場所といえるでしょう。
せんべいの詳しい保存方法は、以下の記事で記載しているので、チェックしてみてくださいね。
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賞味期限内だけどせんべいが湿気った!復活方法3つ
「せんべいが湿気った…。賞味期限内だし、ニオイも見た目も変わらないから、美味しく食べられる方法を知りたい」と考えている方もいるでしょう。
こちらでは、湿気ったせんべいの復活方法やアレンジレシピを紹介します。
湿気ったせんべいの復活方法3つ
湿気ったせんべいをパリパリに戻したい方は、以下の方法を試してみましょう。
- 電子レンジで、ラップをかけずに30秒~1分ほど加熱
- オーブントースターで40秒~1分ほど加熱
- フライパンで弱火にしながらじっくりと両面を焼く
冷凍庫で保存しておいたせんべいも、これらの方法を使えば焼きたてのように温かい状態で食べられますよ。
フライパンを使うときは焦げやすいので、強火ではなく弱火にしながらうっすらと焼き色がつくまで加熱してみてくださいね。
アレンジするのもあり
食感が気になるせんべいは、アレンジして美味しく食べるのもおすすめです。
例えば、中華スープの中にせんべいを入れれば、わんたんのような食感に早変わりします。
また、細かく砕いたせんべいをご飯や小葱と混ぜて、塩で味を整えれば香ばしい風味がたまらないおにぎりもできちゃいますよ。
以下の記事では、他にもせんべいを使ったアレンジレシピをまとめているので、チェックしてみてくださいね。
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【せんべいのアレンジレシピ10選】余った・湿気ったせんべいも美味しくなる!
美味しいせんべいを探している方に!おすすめの商品3つ
こちらでは、せんべい好きの方におすすめの商品を3つご紹介します。
創業100年以上の「世田谷三軒茶屋 大黒屋」の売れ筋商品をピックアップしたので、おやつ用や贈答用のせんべいを探している方はご覧ください。
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せんべいは手土産にぴったり!おすすめ商品と選び方、注意点を解説
竹の子せんべい
「竹の子せんべい」は、「世田谷三軒茶屋 大黒屋」の長い歴史を共に歩んできたロングセラー商品です。
バリバリとした噛み応えのあるせんべいは、遠方からお求めにいらっしゃる方もいるほど。(現在、公式HPからお買い上げいただけます)
堅焼きせんべいと良く合う醤油・ごま・からし・ざらめ・海苔の5種類を楽しめますよ。
うすごろも
「うすごろも」は、サクサク、パリパリと軽い食感が心地良いうす焼きせんべいです。
おやつ用としてはもちろん、贈答用としてもご利用いただけるよう、個別包装で54枚入りと72枚入りの2種類をご用意しています。
ごま・醤油・えび・青のりと4種類を味わえる、ころものように食べやすい口当たりが人気です。
茶沢 鉄板焼せんべい お徳用ミックス
「茶沢 鉄板焼せんべい お徳用ミックス」は、国内でも数少ない厚い鉄板で焼き上げ、サクッとした独特の食感を楽しめるせんべいです。
えび・甘辛・青のりと人気の鉄板焼きせんべい3種をミックスした、せんべい好きの皆さんに好評の商品ですよ。
一口サイズの個包装なので食べ過ぎることもなく、ビジネスシーンでもスタッフとシェアをすることができます。
まとめ
今回は、せんべいの賞味期限はどれくらいかということや、賞味期限が切れたものは食べられるのかについてお話しました。
賞味期限は商品やメーカーによっても異なりますが、一般的なせんべいの場合は1ヶ月~半年ほど、ぬれせんべいの場合は15〜60日ほどです。
賞味期限が切れたものがすぐに食べられなくなるわけではありませんが、美味しくせんべいを味わいたい方は期限内に食べきるのが良いでしょう。