意外と説明するのが難しい、和菓子と洋菓子の違い。
異なるデザートであることはわかっていても、具体的に何が違うのかご存じの方は少ないのではないでしょうか。
今回は、和菓子と洋菓子の違い・種類・歴史、さらに和菓子と洋菓子それぞれの魅力についてお話します。
記事の後半では、老舗店がおすすめする和菓子5選もご紹介しますので、最後までぜひご一読ください。
【目次】
- 和菓子と洋菓子の違いとは?
- 和菓子と洋菓子。それぞれの種類は?
- 和菓子と洋菓子の歴史
- 和菓子の魅力
- 洋菓子の魅力
- おすすめの和菓子5選【老舗店一押し!】
和菓子と洋菓子の違いとは?
こちらでは、和菓子と洋菓子の違いを以下4つの点からお伝えします。
- 原材料
- 調理方法
- 味わい
- 大きさ・見た目
それぞれの違いを知って、豆知識を増やしてみましょう。
原材料
和菓子と洋菓子の違いとして、原材料が挙げられます。
和菓子は、豆類や穀類、果実など、日本で昔から育てられている材料を使うことが多いです。
他にも、胡麻や寒天といった植物性の原材料を使用することも少なくないでしょう。
一方、洋菓子の原材料は、卵や牛乳、バターなど動物性の食材が中心です。
水分の代わりにクリームなどの油脂を使う場合もあり、和菓子とは正反対の原材料といえます。
調理方法
和菓子と洋菓子は、調理方法も異なります。
全てではありませんが、和菓子は基本的に職人によって1つずつ手作りされることが多いです。
「手焼きせんべい」という言葉もある通り、職人が匠の技を使い、日本の伝統的なお菓子を作っているのです。
一方、洋菓子は大量の生地をオーブンなどの機械で一度に焼き、パティシエがデコレーションなどを行います。
味わい
原材料や調理方法の違いから、和菓子と洋菓子の味わいもそれぞれ異なります。
和菓子は、自然の恵みを引き出されており、ふんわりとした優しい甘さや上品な口当たりが特徴でしょう。
対して、洋菓子は動物性の原材料が中心ということもあり、濃厚でしっかりとした甘さを味わえることが多いです。
大きさ・見た目
和菓子と洋菓子の大きさや見た目にも、異なる点があります。
和菓子の大きさは、手作業で作られることが多いため、手のひらの上にちょこんと乗るようなサイズがよく見られるでしょう。
季節の植物や風景をイメージして作られたものもあり、見た目で日本の文化を楽しめることも。
洋菓子は、小さなものから大きなものまで、様々なサイズが販売されています。
また、華やかでゴージャスな見た目も特徴といえるでしょう。
和菓子と洋菓子。それぞれの種類は?
和菓子と洋菓子は、それぞれ水分量によって3つの種類に分けられています。
こちらでは、和菓子と洋菓子の種類をご紹介しましょう。
和菓子の種類
和菓子は、水分量によって以下のように分けられています。
和菓子の種類 |
特徴 |
代表的な和菓子 |
生菓子 |
水分量が30%以上あるもの |
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半生菓子 |
水分量が10〜30%のもの |
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干菓子 |
水分量が10%以下のもの |
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洋菓子の種類
洋菓子の種類も、以下の表でご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
洋菓子の種類 |
特徴 |
代表的な洋菓子 |
生菓子 |
水分量が30%以上あるもの |
|
半生菓子 |
水分量が10〜30%のもの |
|
干菓子 |
水分量が10%以下のもの |
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和菓子と洋菓子の歴史
和菓子と洋菓子の違いを知るためには、それぞれの歴史を押さえておくこともおすすめです。
こちらでは、和菓子の歴史と洋菓子の歴史をご紹介します。
和菓子の歴史
和菓子は、縄文時代から歴史が始まったといわれています。
当時、木の実を粉砕して丸めたものが食べられており、これが団子の原型とされているのです。
さらに、唐から伝わってきた文化や、茶の湯文化の発展を受けながら、日本独自のスタイルをもとにした和菓子が急成長していきます。
和菓子の歴史については、以下の記事で詳しくお話していますので、ぜひご覧ください。
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洋菓子の歴史
洋菓子は、古代エジプト時代に作られたパンが原点とされています。
エジプトで培われたパンの技術は、ギリシャへと伝わり、小麦粉にはちみつや卵などを入れたお菓子が作られるようになったのです。
日本に洋菓子が伝わったのは16世紀であり、ポルトガル船から鉄砲やキリスト教と併せて、カステラやビスケットなどのお菓子が普及しました。
明治時代では、小麦粉などが原材料のお菓子を「洋菓子」と名付け、日本古来の和菓子と区別されたそうです。
和菓子の魅力
和菓子の魅力は、以下の通りです。
- 幅広い世代に人気
- 繊細な見た目
- 優しい甘さ
- 季節感を楽しめるものあり
日本人が幼少期から食べ慣れているものを原材料としているからこそ、子どもから大人まで好まれており、ギフトとしても人気を集めています。
日本の文化が反映された見た目や味わいだからこそ、食べるとほっと一息をつくことができますよね。
桜餅など、四季をモチーフにした和菓子も数多く存在し、風情を楽しめます。
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洋菓子の魅力
洋菓子の魅力は、以下の3つが挙げられます。
- 多様な種類
- 華やかな見た目
- コクのある甘さ
ケーキやクッキー、チョコレートなど、多彩な種類がある洋菓子だからこそ、おやつとして食べ飽きないところが嬉しいですね。
美しいビジュアルやコクのある味わいは、「とにかく甘いものが食べたい!」というときにぴったりです。
おすすめの和菓子5選【老舗店一押し!】
「ちょっと和菓子が食べたくなってきたかも」という方は、この機会に老舗店のせんべいを味わってみるのはいかがでしょうか。
今回は、創業100年以上の「三軒茶屋おかきあられの大黒屋」が一押しする5つの商品をご紹介します。
- 浅沼煎餅 明日葉胡麻和え
- 胡麻角
- チトカラあら井の山椒せんべい
- 国産有機もち米のあられおかき「四季七彩」
- 伝
ぜひ、チェックしてみてくださいね!
浅沼煎餅 明日葉胡麻和え
『浅沼煎餅 明日葉胡麻和え』は、八丈島原産の明日葉を、香ばしい胡麻和えにして練り込んだせんべいです。
ビタミンやミネラルが豊富な明日葉入りの生地が、良質な植物油でふっくらと揚げられており、サクッモチッとした軽い口当たりで美味しく味わえます。
味 |
明日葉胡麻和え |
賞味期限 |
賞味期限45日以上の商品をお送りいたします。 |
価格(税込) |
50g:756円 |
胡麻角
『胡麻角』は、ごまを表と裏の両面にたっぷりとまぶした、うす焼きのあられです。
一口サイズのあられにごまのコクを存分に感じられ、食べたときに思わず笑顔になること間違いなしですよ。
味 |
ごま |
賞味期限 |
賞味期限45日以上の商品をお送りいたします。 |
価格(税込) |
70g:627円 |
チトカラあら井の山椒せんべい
『チトカラあら井の山椒せんべい』は、人気うなぎ屋「鰻割烹あら井」で実際に使用されている山椒を使い、焼き上げたせんべいです。
国内でも数少ない厚い鉄板に挟み、海苔も混ぜ合わせて仕上げられており、豊かな香りとピリッとした味わいが後を引きます。
味 |
山椒 |
賞味期限 |
賞味期限45日以上の商品をお送りいたします。 |
価格(税込) |
80g:702円 |
国産有機もち米のあられおかき「四季七彩」
『国産有機もち米のあられおかき「四季七彩」』は、もち米の横綱とも呼ばれる有機「みやこがね」を筆頭に、醤油や砂糖も有機食材を使って作り上げました。
素材の美味しさにとことんこだわったからこそ、噛みしめたときに広がる香りとコクがたまりません。
味 |
|
賞味期限 |
賞味期限60日以上の商品をお送りいたします。 |
価格(税込) |
|
伝
『伝』は、国産米を使用し、じっくり焼き上げたおかき・あられの詰め合わせです。
風味や形のバリエーションを楽しめる仕上がりになっており、趣ある和柄の化粧箱は、どんなギフトシーンでも喜ばれますよ。
味 |
|
賞味期限 |
賞味期限90日以上の商品をお送りいたします。 |
価格(税込) |
9袋入:2,970円 |
まとめ
今回は、和菓子と洋菓子の違い・種類・歴史、さらに和菓子と洋菓子それぞれの魅力についてお話しました。
日本の精神が詰まった和菓子と、西洋から伝わった洋菓子に対して、今までより身近に感じられるようになったのではないでしょうか。
思わず和菓子が食べたくなった方は、当店おすすめのせんべい・あられ・おかきをチェックしてみてくださいね。
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