一度は耳にしたことのある「米菓」ですが、詳しい概要や歴史についてご存じの方は少ないのではないでしょうか。
日本の伝統的なお菓子だからこそ、ぜひこの機会にチェックしてみましょう。
今回は、米菓の概要や歴史、種類や魅力についてお話します。
さらに、記事の後半では老舗専門店がおすすめする米菓をご紹介しますので、最後まで読んでみてください。
【目次】
- 米菓とは
- 米菓の歴史
- 米菓は3種類に分けられる
- 米菓の魅力5つ
- おすすめの米菓【自宅用】
- おすすめの米菓【ギフト用】
米菓とは
米菓(べいか)とは、お米を原料に作られた日本の伝統的なお菓子です。
後ほどご紹介しますが、主に「せんべい」「おかき」「あられ」に分けられ、私たちのおやつ時間に大活躍してきました。
現在は、昔ながらの素朴な醤油や塩味などの他にも、アンチョビ&ガーリック味など、様々なシーンで楽しめる商品が販売されています。
米菓の歴史
米菓の起源は、様々な説が唱えられています。
例えば、昔の人が神様へのお供え物として、私たちが普段食べているうるち米ではなく、日持ちしやすいもち米を原料にしていたという説が挙げられるでしょう。
お供えしたもち米は固くなっているため、食べるためにかき砕いて焼いたり炙ったりしたことが起源とされているそうです。
他にも、奈良時代の文献に米菓に近いものが登場していることも判明しています。
米菓は3種類に分けられる
米菓は、原料や形から以下3種類に分類することができます。
- せんべい
- おかき
- あられ
上記3種類についてお話していきましょう。
せんべい
せんべいとは、うるち米を粉にして水を加えて蒸し、乾燥させてから焼き上げた米菓です。
諸説ありますが、もともと中国で作られていたものが日本に伝わったといわれています。
今出回っているようなせんべいは、明治時代に日光街道の宿場町「草加宿」で、おばあさんが団子を平らにして焼いたことから広まったそう。
おばあさんの名前が「おせん」さんだったので、「せんべい」という名前になったそうですよ。
おかき
おかきとは、もち米が原料であり、あられよりサイズの大きい米菓です。
起源は、神様へお供えしていた鏡餅を欠いて揚げたことといわれています。
もとは、「欠き餅」と呼ばれていましたが、宮中で「お」をつけて呼ばれるようになってから、「おかき」という名前が浸透したそうです。
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おかきとは?「せんべい」「あられ」との違いや、歴史・語源を解説
あられ
あられとは、もち米が原料であり、おかきよりサイズの小さい米菓です。
起源としては、せんべいやおかきと同じく諸説ありますが、奈良時代の五穀豊穣祈願で、神前に供えたお米を焙って食べた説が唱えられています。
見た目や作るときの音が、霰を連想させることから、「あられ」と名付けられたようです。
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米菓の魅力5つ
私たちの身近にある米菓には、以下5つのような魅力があることをご存じでしょうか。
- エネルギー源になる
- 満腹感を得られやすい
- 胃に負担をかけづらい
- カロリーがポテトチップスなどより低い
- どんなシーンでも選びやすい
こちらでは、上記5つの魅力についてお話します。
エネルギー源になる
米菓の原料であるお米は、私たちのエネルギーとなる炭水化物や脂質が含まれています。
パンや麺に比べて、消化吸収がゆっくりしており、エネルギーが持続することも知られているため、普段のおやつにもぴったり。
栄養価のあるお菓子を食べたいときに、おすすめでしょう。
満腹感を得られやすい
米菓は、満腹感を得られやすいといった魅力もあります。
せんべいやおかきなど、歯ごたえのある米菓はよく噛んで食べるため、満腹中枢が刺激されやすいです。
さらに、米菓に合うお茶などを飲みながら味わうと、食べ終わるのにさらに時間がかかるため、満腹感を感じやすくなり、食べ過ぎを防げるでしょう。
胃に負担をかけづらい
しっかりと噛む必要のある米菓だからこそ、食べ物が細かくなり胃に負担をかけづらくなるといわれています。
また、米菓の中でも、炊いたお米を焼いて作られるせんべいなどは、「α化(アルファか)」が行なわれているため、消化に良いと考えられるのです。
α化については、こちらの記事でお話していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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カロリーがポテトチップスなどより低い
種類にもよりますが、米菓のカロリーはポテトチップスやチョコレートといった王道のおやつよりも低いとされています。
「今日は少しヘルシーなおやつを食べたい気分だな」なんてときは、米菓を選ぶのがおすすめ。
先ほどもお伝えしたように、満腹感を得られやすいおやつなので、少量でも満足できるでしょう。
どんなシーンでも選びやすい
好みの分かれづらい米菓は、どんなシーンでも選びやすいお菓子でしょう。
自宅でテレビを観ながらゆっくりするときのおやつや、来客用のお茶請けなど、活躍する機会の多い頼もしさがありますね。
また、世代問わず食べられているお菓子なので、贈り物にも最適でしょう。
おすすめの米菓【自宅用】
「ちょっと米菓が食べたくなってきたな」なんて思った方におすすめなのが、以下の3つです。
- 浅沼煎餅 岩海苔白しょうゆ
- 世田谷エールおかき アンチョビ&ガーリック
- 茶沢 鉄板焼せんべい お徳用ミックス
せんべい・おかき・あられ専門店「世田谷三軒茶屋大黒屋」が、くつろぎ時間にぴったりの商品をご紹介します。
浅沼煎餅 岩海苔白しょうゆ
『浅沼煎餅 岩海苔白しょうゆ』は、八丈島の海を感じさせてくれる岩海苔を混ぜ合わせたあられせんべいです。
乾燥させた旨み凝縮の岩のりを使用しているので、際立つ海の香りを存分に楽しめます。
まろやかな白しょうゆでコーティングされた、当店だけでしか味わえない逸品をご賞味ください。
味 |
岩海苔 |
賞味期限 |
賞味期限45日以上の商品をお送りいたします。 |
価格(税込) |
50g:756円 |
世田谷エールおかき アンチョビ&ガーリック
『世田谷エールおかき アンチョビ&ガーリック』は、世田谷エールビールの醸造家「後藤醸造」さんと一緒に作り上げた、クラフトビールに合うおかきです。
絶妙な塩加減とアンチョビの鮮度を落とさず旨みを凝縮したハーモニーは、一度食べたら病みつきになること間違いなし。
「フード・アクション・ニッポンアワード2020」にも入賞しており、いつものおつまみに飽き飽きしているお酒好きのみなさんにおすすめの商品です。
味 |
アンチョビ&ガーリック |
賞味期限 |
賞味期限45日以上の商品をお送りいたします。 |
価格(税込) |
50g:594円 |
茶沢 鉄板焼せんべい お徳用ミックス
『茶沢 鉄板焼せんべい お徳用ミックス』は、人気鉄板焼き3種の食べ比べセットです。
国内でも数少ない厚い鉄板に挟んで焼き上げており、サクッとした独特の食感が癖になります。
普段のおやつにはもちろん、個包装なので来客時のお茶請けにも活躍しますよ。
味 |
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賞味期限 |
賞味期限45日以上の商品をお送りいたします。 |
価格(税込) |
140g:756円 |
おすすめの米菓【ギフト用】
「ギフトにぴったりの商品を探している」という方は、こちら3つの米菓はいかがでしょうか。
- 竹の子せんべい
- おかきマカロン
- 三軒茶屋あられりぼん
思わず笑顔がこぼれるギフトを贈り、おやつ時間を楽しんでもらいましょう。
竹の子せんべい
『竹の子せんべい』 は、私たち「世田谷三軒茶屋大黒屋」で世代を超えて愛されているロングセラー商品です。
国産うるち米を使用した堅焼きせんべいは、バリバリとした歯ごたえを楽しめて、1枚で満足できるボリューム感がたまりません。
古くからのお客様から根強く人気を集めているこちらの商品なら、きっと贈られた相手も喜んでくれるでしょう。
味 |
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賞味期限 |
賞味期限45日以上の商品をお送りいたします。 |
価格(税込) |
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おかきマカロン
『おかきマカロン』は、おかきに様々なクリームを挟んでサンドした、新感覚の和マカロンです。
チーズや黒豆きな粉、いちごなどのクリームが、パリパリした食感のおかきと合わさり、まさにベストマッチな組み合わせを感じられます。
カラフルなうえ、人気テレビ番組「今夜くらべてみました」などでも紹介された商品なので、盛り上がるギフトを選びたい方におすすめです。
味 |
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賞味期限 |
賞味期限45日以上の商品をお送りいたします。 |
価格(税込) |
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三軒茶屋あられりぼん
『三軒茶屋あられりぼん』は、バラエティ豊かなあられを食べきりサイズにパックして、リボンで結んだギフトセットです。
色とりどりのリボンに、箱を開けた瞬間驚くこと間違いなし。
「りぼん=結ぶ」という意味合いから、贈り物に選ばれ続けている一押しの商品ですよ。
味 |
【6袋入り】 細石、薄焼き羽衣、胡麻角、揚げもち、磯錦、柿の種 【9袋入り】 細石、薄焼き羽衣、胡麻角、揚げもち、磯錦、柿の種、吹寄、角双、味サラダ 【15袋入り】 細石、薄焼き羽衣、胡麻角、揚げもち、磯錦、柿の種、吹寄、角双、味サラダ、抹茶小丸、夢枕、しそ巻、茶沢鉄板焼せんべい青のり、鬼あられ、豆あられ |
賞味期限 |
賞味期限45日以上の商品をお送りいたします。 |
価格(税込) |
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まとめ
今回は、米菓の概要や歴史、種類や魅力などについてお話しました。
お米から作られた日本の伝統的なお菓子・米菓は、エネルギー源になったり満腹感を得られやすかったりと嬉しいことがたくさん。
いつでも食べられて、好みのわかれづらいおやつなので、自宅でのくつろぎ時間やギフトなどに活用してみてくださいね。
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